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上空に

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5月だというのに先週は30度を超える日もあったりで、まだ暑さに慣れていない身体が追い付かないような日もありました(-_-;) 皆さまいかがでお過ごしでしょうか。

去る5月8日に新型コロナウイルスの感染症法上の分類が季節性インフルエンザと同じ5類へ移行しました。

ゴールデンウイーク明けには、学校関係でいうと毎日体温等を記入して提出していた健康観察記録表の提出もなくなり、また行事などもコロナ禍前の様子を取り戻しつつあります。

少し忘れかけていたような日常が、少しずつ戻ってきていることを実感し、嬉しい限りです。

 

さて、そんな先月の終わりですが、子どもの学校の球技大会を参観してきました。

運動場での応援中、子どもが近寄ってきて教えてくれて空を見上げると・・・

image7

太陽の周りに虹のように光の輪がぐるりとできていました!!

私は初めて見て驚いたのですが、子どもは以前にも見たことがあるようでした。

何だろう、と調べましたらこちらの現象は『ハロ(HALO)』というそうです。

 

❝太陽の周りに現れる、虹のような光の輪のことをハロ・日暈(ひがさ)ともいいます。ハロは、雲の中にある氷の粒に太陽の光が屈折してできる現象。うすい雲が太陽にかかった時に見えます。

ハロが見られるときは、実は天気下り坂のサインといわれており、低気圧や前線が接近して天気が崩れる前触れといわれているのです。低気圧や前線が接近してくると、空高い所から空気が湿ってきて薄い雲ができますが、それでハロ(日暈)が発生するのです。❞

(weathernewsより)

実際に当日はとても良いお天気で、子どもも顔が真っ赤になるくらい日焼けをしたのですが、この翌日には天気が崩れ、お昼ごろから雨が降り始めました!

 

そしてまたその5日後なのですが・・・

今度は家族が見つけたのですが、球場で野球を観戦していたらお昼前ごろに一直線の虹のようなものが上空にみえたそうです。

(写真は撮ってなかったのでネットの画像ですが)

CircumhorizonArcIdaho

(Wikipediaより)

こちらは『環水平アーク』というそうで、

❝上空の薄雲を構成する氷の粒が太陽の光を屈折させることで現れる大気光学現象で、プリズムと同じ原理で色が分離し、太陽の下方の空の低い所に帯状に出現します。❞

❝虹が
・雨と晴れの境目で見える
・太陽と反対方向
・太陽が高いときは見えない のに対して
環水平アークは
・晴れた日に見える
・太陽の下方向
・太陽が低いときには見えない❞

という違いがあるそうです。
(いずれもweathernewsより)

 

短い期間の間に立て続けにこうした珍しい現象が広く西日本で見られたようです。

気持ちのいいこの季節、外に出て空を見上げてみるのもいいものですね。