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2月は「逃げる」のことば通り、先月に引き続きあっという間に過ぎてゆき、2月も残りわずかとなりました。
ここのところ強い風が吹き、時折雪も舞うほど冷え込む日が続いていましたが、予報によるとそろそろ日中は暖かくなるそうで、待ちに待った春の到来ですね。
さて、今回も現場のご紹介です。
工事名がちょっと長いんですが・・・
「水利施設等整備事業(基幹水利施設保全型)東六間第三地区 樋管補修工事」です。
岡山県発注の工事で、場所は岡山市北区撫川の東六間排水機場になります。
岡山市の現場??と言っても、実は弊社のある倉敷市下庄地区は岡山市に隣接していて現場はとても近くです。
❝東六間排水機場(昭和61年完成)は設置後35年を経過し、老朽化による機能低下が見受けられ、吐出樋管(ボックスカルバート2連)のひび割れ、断面欠損及び目地の劣化箇所を機能回復させるための補修工事❞です。
このような足場を降りていきますと・・
何やらたくさん天井からぶら下がっていますが・・ひび割れ補修中です
こちらは「低圧注入工法」といって、ゴムの復元力等を利用して加圧できる専用器具を用いて、コンクリートに発生したひび割れ内部に低圧・低速で補修材料を注入し、防水性・耐久性を向上させる補修方法となります。
なんだか傷んだところに注射?点滴?!をしているようで、年を重ね経た人の姿と重なるような気がしたのは私だけでしょうか?!
この状態から24時間程度経過した後に、シリンダーと座金の撤去を行い完了となります。
以前ブログでご紹介した、下水道管の管更生の工事もそうですが、土木の仕事も新しいものを作っていくだけではなく、このように老朽化した施設等を補修・修繕して引き続き大切に利用していく、という工事も多くあります。
こちらも普段は見えないところで、私たちの生活を支え守ってくれている施設の補修現場からでした。(^O^)/
2月4日の立春を過ぎ暦の上では『春』なのですが、まだまだ寒さは続いています。
そんな立春後の寒さを表すことばを「余寒」というそうで、立秋後の暑さを表す「残暑」に対することばです。
春が待ち遠しいですね。
さて、以前にブログでも書かせていただきました未来開発が落札した工事についてご紹介します。
「児島下の町8丁目外地内管更生工事」です。
この工事は「児島下の町8丁目外地内の下水道管きょの老朽化に伴い、管きょの更生を行う」ことを目的にした工事です。
管更生、とは開削して老朽化した管を新しい管に取り替える、といった工事ではなく、老朽化した管の内側に被膜を作るなどをして補強や改築する工事となります。
何やら大掛かりな機械ですが、マンホールからこの黄色いものを管内に引き込んでいって拡径し、光を照射して硬化させる工法が当現場では採用されてます。
マンホール間の更生をまる一日ほどで出来るそうで、そんなに早くできることに私も驚きました。
私たちの知らないところで、いろんな技術を駆使して快適な生活が支えられ続けているんですね。
普段目に見えないけど、大切な下水道管の更生の現場からでした。(^o^)丿